anemog and the City

あれも、これも。どこででも。

インターネットは、負のメディアである。




「インターネットは馬鹿と暇人のもの」という中川淳一郎さんの本がありますが、確かにインターネットは「負」っぽい感じもしなくもない。




話は飛ぶが、一時期、「幸福論」が(社内で?)流行った時期があった。 ブルネイが、GDPではなく、GNH(Gross National Happiness)の成長を目指す、という報道がキッカケだった気がする。 1年ほど前かな?


そのころ耳にしたのが、「何を以って幸福になるかはわからない。が、幸福度は、計ることができる」というコトバ。
それと同時に聞いたのが、「幸福についてわかっていることは、少ない。が、幸福は、相対的なものであることはわかっている」ということ。


周りはともかく、個人的には共感してしまったのだが、要は、幸福さは、他者との比較か、或いは過去との比較で「自ら」の「現在」が上のポジションにいることによって醸成される、ということ。


まぁ、この意見が正しいかどうかはともかくとして(モチロン反例もあるし)、その視点から、「ネットでなぜ負の情報ばかりが炎上するのか(しやすいのか)」と考えてみると、既存メディアの情報は、「幸福」の方向に寄りすぎていた、ということも言えるのかなぁ?



ということは、インターネットを負のメディアにしているのは、既存メディアである、という気も、しなくもない。