anemog and the City

あれも、これも。どこででも。

食物制作1 - 豚のスペアリブ+鶏レバーの白ワイン煮


お正月に実家に帰るので、手ぶらはどうかと思い、年末に豚のスペアリブと鶏レバーの白ワイン煮を制作。時間はかかったけれど、手間はそれほどかからず。レバーの血抜きだけ、ちょい大変。


■今回使った材料

「豚のスペアリブ」
豚スペアリブ ー 食べたい量(今回は12本)
ニンニク ー 4片
ショウガ ー ニンニクと同量
ニンジン ー 半分くらい
醤油/オイスターソース/ウースターソース/ケチャップ/みりん/日本酒 ー それぞれ大さじ二杯くらい
菜種油 ー 大さじ二杯くらい

「鶏レバーの白ワイン煮」
鶏レバー ー 1パック(今回は9匹分くらい)
白ワイン ー 1/2ボトル
タマネギ ー 1個
ニンニク ー 4片
塩/胡椒 ー 適量
オリーブオイル ー 大さじ一杯くらい




(同時並行でやったので、写真も交互に出てきます。)



コチラは一目惚れで買っちゃった包丁。記念すべき初仕事です。


コチラがスペアリブ用の豚肉。
5本入りで700円強×2パック。


まずは豚肉をゆでるお湯を沸かしつつ・・・


豚肉を漬けるためのタレづくり。
まずは、ニンニクは・・・


芽が生えちゃってますが、ちょっと取り除いて見なかったコトにして、すりおろし。


ついでに、レバー煮に使う分を薄切りにしておきます。 おっ、切れ味いいなぁ。


ショウガも・・・


すりすり。


ニンジンは、なぜか丸々と太ってます。


包丁の切れ味が良いので、ピーラーを使わずに包丁で皮ムキ。


この子も、すりおろして入れてみる。(これは蛇足だったかも?味は柔らかみが増すけれど、少し焦がしたときに固まりやすくなりました。まぁ、一長一短。)


混ぜ合わせて、醤油、ケチャップ、ウスターソースオイスターソース、みりんとかを適当に入れていきます。


目に入った焼酎も入れてみる。


そうこうしているとお湯が沸いたので、お酒を入れて・・・


豚肉投入。どーん。


このまま20分くらい茹でていくので、その間にレバーを何とかせねば。


どーん。この量で、483円。しかも、半額。賞味期限ギリギリとはいえ、安さには勝てず。


ここから、臭みを抜くための「血合い抜き」「牛乳攻め」「お湯攻め」をしていきます。
まず、脂肪と血合いを取るためにちっちゃく切ります。


この作業が、なかなか大変+グロテスク。


とりあえず良さそうなので、続いて牛乳漬け。
普段見ない色の組み合わせなので、不安になりますが、勇気を振り絞ってひたひたにします。


このあたりで、豚がゆであがったので、先ほどのミックスソースに漬け込みます。
といっても、元々入っていたタッパーに豚を乗せて、ソースをかけるだけ。


かけかけ・・・


これで、また30分ほどおいておきます。


この間に、レバー煮に入れるタマネギを切っていきます。むきむき。


包丁の切れ味がイイ・・・ 買って正解でした。YOSHIKIN(http://www.yoshikin.co.jp/)という新潟の会社の包丁でした。


薄切りタマネギは、塩揉みして柔らかくしておきます。



さて、そろそろ牛乳漬けも10分ほどたったので、レバーの臭みを取るための第三段階、お湯攻めです。お湯に入れて・・・


10分ほどしたら、この間に作っておいた、オリーブ油で少し炒めたニンニクのトコロに投入します。


崩れないように、そーっと炒めて・・・


あとはワインを入れて、煮込むだけ。


レバーはそろそろ放っておいても良さそうなので、またスペアリブを育て始めます。油を多めにしいたフライパンで・・・


片面ずつ焼いていきます。


お湯で火を通してあるので、こちらでは焼き色を付けるだけ。


ここから20分ほどで、豚のスペアリブ・鶏レバーの白ワイン煮、とも完成。レバーの白ワイン煮は、火を止めてから塩揉みタマネギを入れます。シャキシャキ感と、臭み消し役を担わせました。





両方とも、臭みも固さも残らずに、おいしく仕上がりました。

レバーはしっかり血や脂肪を取り除く、豚は下茹でをじっくりやる、というところがポイントかも。 もう少し手抜きをする余地はありそうだけど。






ということで、今年も無事、2011年を迎えました。 時が過ぎるのはあっという間。 ぐぅたら過ごさず、がんばろう。