anemog and the City

共働きOLの、「あれも、これも。どこででも」。

日系企業の海外進出に際して生じる社内の空白地帯について




中国や東南アジアに進出している日系企業を見れば見るほど、「現地でマネージャーができる日本人」と「現場の現地人」の間に空白地帯が存在している印象を受ける。その空白地帯は、現在は「日本人マネージャー」と「現地人」の両方が歩み寄って何とかやっている。もちろんそれで上手くいっている企業も多いが、ちぐはぐな運営をしている企業も多い様子。まるで、かみ合っていない歯車が二つ並んでいるようだ。誰かが、その間で小さなハブ歯車になる必要があるのではないだろうか。



恐らく、これから新興国進出ケースが増えていくに従って、優秀な人材を送り込めて現地でも優秀な人材を確保できる大企業(彼らはマネージャーも現地化させることができる)だけじゃなく、中小企業や、大企業でも管理能力の劣る企業の進出ケースも増えていく。そうすると、この「空白地帯」の存在が、もっと問題視されてくるのではないか。



その「空白地帯」を埋めるポジションに期待される能力とは何だろう。
それはおそらく、飛びぬけたレベルの現地従業員/日本人マネージャーとのコミュニケーション/調整能力だろう。
現地の文化を心底から理解し、且つおそらく40代以上であろう日本人マネージャーの考え方や会社意識も理解し、管理者も従業員もお互いを理解しあって、気持ち良く働くことができる職場環境を作ることが、このポジションのミッションと言える。



現地コミュニティーに入り込んでいる日本人を使う、という手もある。が、必ずしもこれがうまく回る訳ではなく、個人的に見てきたところ、日本人マネージャーグループか現地人グループかのどちらかに偏ってしまっているケースが多い。就業状況、ランチに行く様子を見ていれば、それは一目瞭然。やはり、この「空白地帯」を埋めるために働く、「プロフェッショナルな職業人」が求められているケースは、多々ある。