インフレ
これが70元するとか、空港やばい。
常州恐竜園 / Changzhou Dinasor Town
・・・という場所に行ってみた。半年ほど前(中国の三大休暇の一つ、国慶節期間)。
で、中国の地方都市レジャーへの印象が良い意味で裏切られたので、そのうちエントリー書こうかなと思いつつ、面倒なのでまた今度。
ティザー的に言えば、
・ 想像以上に高いクオリティの設備+サービス
・ 地方都市の方が(現場レベルの)サービス水準を高めやすいのかも
・ 少林寺顔負けのテク/上海のクラブに並ぶ演出のエンタメも見られる
・ でも「6D映画館」で席にお気に入りの帽子を置き忘れたら一瞬で消えてしまったのでさすが中国
・ そして上海汽車駅に着いてタクシー待ち(500メートルくらい)に並んでいたら目の前にダメ外人が割り込んできたので超やりきれない気持ちに
というお話。うん、もはや書く必要ないかも。笑
じゃ、面倒なので写真を貼っちゃおう。拡大すると、チケットの金額とかも分かるはず。
常州北駅に到着。確か恐竜園はタクシーで10分ほどの近さ。
と言いつつ、荷物も多かったのでまずはホテルに。どこだったか忘れたw
確かこれは街中のデパートの前の遊び場のメリーゴーランドっぽい何か。このクオリティが平均ライン。
あ、ホテルここでした。英語を話せる人もいたり。
一路恐竜園へ。そうそう、一日過ごす計画はリスキーだと思ったので、17時以降?くらいのナイトプランにしたんだった。結果的にそれで十分でした。
入口・・・が遠目に見えるところ。わぁ、意外と広い!
ゲートの周辺では小遣い稼ぎの色々なモノが走ってます。
ようやく入口。このあたりのデザインは中国クオリティ。まずフォントがダサい。
遠目に何かが見える・・・
入口(チケット売り場)。いくらだっけ。知りたい人は写真を拡大してください。
館内マップを撮った写真もありました。
池から首を出す恐竜たち。
園内の乗り物は大体こんな感じ。いや、この写真のイメージよりはしっかりしているものも結構あったか。それと、こうしたライド系のアトラクションの付近のキャストはすごいしっかりしてた。日本のディズニーを参考にしているのでは、というくらい。上海のluxuary brand shopの店員よりもまともなくらい。
その人たちの中国語を聞いていると、やっぱり地元の人?という印象もあり、考えてみると上海の色んなサービサーは地方から来る人たちが入れ替わり立ち替わり、という状況でもあり、その比較をすると、もしかすると地方都市の方が(地元だから)定着率が高く、腰を据えて「接客」(若しくは「フィロソフィー」的なモノ)を教え込めるのでは?という気がしてくる。
夜が更けるとちょっと迫力の増す恐竜たち。
そうそう、このジェットコースター。恐竜と関係なく、クオリティが高そう。
そしてこれ。ちょうどハローウィンのタイミングだったので、結構ド派手なステージをやっていました。子供たちもノリノリ。
これは上海の少林寺パフォーマンスシアターで見せられた、球体の中にバイクが何台も入ってくるくる回るパフォーマンス。5台を超えるあたりから、観客も「ウォー!!!」と大盛り上がり。確か7台まで行ったかな。上海では8台だった記憶。でもそんな無理しないで十分w(あとこれ、実はかなり周辺が排気ガス臭くなるので、ちょっと子供を連れていると心配。。。w)
パフォーマンスの風景。なんか遠近法でもおかしな感じの比率になっている人たちはたぶん人形w
ハローウィンイベント。
これが結構度肝を抜かれたパフォーマンス。何だっけ、日本のLEDライトパフォーマンス?「WRECKING CREW ORCHESTRA」?イルミネーションダンス的なことをやっている。そしてそれ以上に、スモークを活かしたライティングのテクニックが上手い。これが中国の地方都市?えー?!っと一番思った瞬間。どんなイベント会社が噛んでるんだろう。
で、もはや「D」がインフレを起こしている「6D映画館」。「7D」だったかも(そしてここで自分はお気に入りの帽子を無くして意気消沈。。。)。
ということで、ホテルに戻ってやけ酒ナイト。
と、そんな感じで、意外とオススメです、常州恐竜園。リピートは100%しないけどね。
まぁ、リンク貼っておきます。
お値段以上。
NITORI in Shanghai(中山公園)でぶらぶら。
何回か来たけれど、一度も買いたいモノが現れず。なんだかなぁ。品揃えは良いとは言えないけれど「全然ダメ」ではなく。価格も可もなく不可もなく。
ということで何が悪いのかピンとこないのだけど、そういう場合は大抵「お店の雰囲気」。
立地も影響しているのだけど、ビル自体に活気がないし、店員さんも、うーん、みたいな。
ちなみにこちらの中国ウェブでは、
・ IKEAの濃縮版/MUJIの廉価版
・ 内装中の人は行ってみる価値あるかも
・ 思ったより「スーパーっぽい(陳列/価格)」
とのこと。あ、そうか、(中国の)スーパーっぽいのか。
写真も多いので、もっと中の様子を知りたい人はどうぞ。
http://www.wtoutiao.com/p/Ha59Ot.html
あ、そうそう、中国でも人気のMUJI、は日本では「これで十分」というポジショニングだ(った?)けど、中国では「MUJIが良い」というポジショニング。
分かりやすく言えば、
MUJI in 日本: 「無印でいい」
MUJI in 中国: 「無印がいい」
「●●で十分」「●●でいい」というものは、中国では売れないと思います。
ということで、12月オープンで一応話題になった無印上海基幹店(「世界基幹店」)の写真も幾つか。
ってか12月オープンか。たった3ヶ月で6回くらい行っちゃったなぁ。
1Fの化粧品コーナー。日本だと(個人的には)白基調のイメージだったけど、ここは1F(化粧品・衣料品・家具)はnature/wood調。日本もそうだったかもしれないけれど、こっちは特にレジ周りとか、かなり「木目」に振ってます。
ちなみに2Fの文房具とかのセクションに行くと白基調にがらっと変わります。
と言いつつ2Fの写真はなくて、これは3Fのカフェ内の壁。大体こんなトンマナ。
You want 五穀米 or 白米?
ちなみに「湯」は中国語で「スープ」の意味。味噌湯は味噌のお湯割りではないです。
ムジカフェで色々組み合わせてみた。
ってか週末に行ったら未だに激込み。ムジカフェの待ち時間1時間以上。なんなんだ。
「性善説」と「性悪説」のはざまに
性弱説とは「人の心は弱いもの」という前提に立って、相手の心情まで察して事前にトラブルを防ぐ仕組みを考えるというもの
日本の会社に入り、数カ月して中国業務を担当することになったとき、先輩から「海外調査の心得」を教わったことを思い出した。
その中には、「対象者は無知で悪意がありものぐさだ」「それを責めても無意味なので知識や善意に頼った設計をしない」というくだりがあって、それがものすごくその後の仕事に活きたわけです。
(調査に限らず、ビジネスパートナーとの交渉、部下のマネジメント等々においても)
が、まぁ、やっぱり「悪意がある」というのはやはり極論的な言い方で、誰ひとり、ホントに常に悪意に満ちた人たちはいないということも事実。これは「性悪説に則って考える」という視点が、性善説の人間にとっては重要だ、というレベルの話。
そんな中、この味の素の人の言う「性弱説」という概念はすごいしっくりくるなぁ。自分の業務の引き継ぎのときに使おう。
ということで適当に名付けて図式化しておいた。
宛名問題
大体うちのオフィスの社員は皆出社時間が遅いので、朝イチに届く郵便物は概ね自分が受け取る羽目になります。
そしてその量が半端じゃない。一人当たり週に一度は何かが届く。というか業務上のものではなく、(私用の)ネットショッピングの品物が届く、という状況。もうネットショッピング天国です、中国。大体毎年1.5~1.6倍くらいにe-Commerce規模は増えている。そもそも小売の販売網(B2B物流)が整う前にネットインフラが主流化し、ネット物流(B2C/C2C物流)がものすごい勢いで整備されたため、日本みたいに「いや、コンビニで買えるじゃん」という状況が発生しなかった(コンビニはないけどネットはある)、という、"Skip Innovation"的なコトが起きている影響ですね。
*"Skip Innovation"…と、勝手に名付けていますが、先進国でのテクノロジーの普及曲線と異なる、「間の部分」をスキップするようなテクノロジーの普及を指します。例えばLandlineの電話が普及する前にケータイが普及したり。普通のケータイが普及する前にスマホが普及したり。アナログカメラが普及する前にデジカメが普及したり(或いはデジカメもすっ飛ばしてスマホが普及したり)。というようなこと。確か専門用語でこの普及の概念を指す言葉があったような気もする。「リバースイノベーション / Reverse Innovation」はちょと近い。
で、うちの会社に届くので多いのは服、小物。そしてたまに生鮮食品(これは(冷蔵庫に入れるべきか迷うので)さすがに受け取り人の社員の妙齢の女性に文句を言ったのだけど、「じゃあ残業ナシにして!」と迫られたので諦めました)。
ま、そのくらい朝の風物詩ということで構わないんだけど(たまに「到着時支払い」で揉めるけどw)、この前届いたのがコレ。
配達のおじさんに「ハイ、サインして」と言われ、一応宛名を(間違いがないように)確認してみたら… オヤ?
なんやねん、「小白兎(ウサちゃん)」って!!
確かに住所は間違いなかったのでとりあえず受け取ったけれど。
その社員曰く、「宛名は何でも届きますから」と。いや、そうだけどさ。そこで遊ぶか。
ということで、そんな感じです、中国。
こういうルーズさを楽しめる人は、ぜひどうぞ。
同居する「フ.」と「マカロン」
茨城の実家に帰ったら、冷蔵庫の隣にこんな光景が。
・・・何かと言うと、あまりモノを入れるタッパーに貼る手書きシール、ですね。
うちの親のこういうとこ、嫌いじゃないなー。
と思って撮っておいた写真だけれど、良く見てみると色々面白い。
・ そばつゆ
↑
え?タッパーに?いや、そういえば昔沢山作って瓶に保存していたので、それだな。だが右はじの「メンツユ」とは別なのか…深い。
・ フ.
↑
一文字でおさまりが悪かったのか、これだけ句点が付いてる。笑
・ トーフ
↑
トーフ… カタカナで伸ばされるとなんか変。そして「トーフ」と「コウヤドーフ」は別物扱い。「コウヤドーフ」は大事なんだな、きっと。ってか「豆腐」が「トーフ」なら、「高野豆腐」は「コーヤドーフ」じゃないの?
いや、まあいいんだけどね。
ってか右下の「マカロン」に驚愕。いつの間にそんなにハイカラに。笑