anemog and the City

あれも、これも。どこででも。

元旦メモ。



元日の日経新聞/日経産業新聞/日経MJから引用。



「ニッポン、復活の10年」

◆使ってなかった筋肉を使うときがきた。

秋葉原「高齢社」: 登録する360人すべてが60歳以上という人材派遣会社。「毎日が日曜日の人の力を生かしたい」

◆長野県「下篠村」: 高齢化率3割の過疎の村、出生率日本トップクラス(日本の人口は2020年に4%減少、下篠村は4%上昇の見込み)。「人という資源はほうっておくと眠ってしまう。だから目標を決め老若男女が連帯意識でやる。観光資源がなくても地域は再建できる」

◆2010年、65歳以上の人口は今の23%から29%に上昇する

◆男79.29歳、女86.05歳。平均寿命は過去最高を更新し続けている。米国より5歳、中国より10歳、インドより20歳長い



「注目ネット企業成長加速への一手」

価格.comの月間利用者数は2000万人、食べログ同1000万人突破



クラウドで変わる…情報いつでもどこでも、データ量無限感覚」

◆リコーのクラウドサービス「quanp(クオンプ)」。写真などのファイルをネットに保存して、家族や仲間と共有できる。文書や表計算のファイルも混在でき、パソコン・携帯からいつでもどこからでも見られる。2008年春にサービスを始めてからCMなどの宣伝をしていないが、メディア記事などで広まり、利用者は右肩上がりで増えている

◆米アップルのパソコン「マック」所有者中心に人気なのが、アップルの「mobile me(モバイル・ミー)」。スケジュールやメールの情報をネット上に保存。「iPhone」と連動し、パソコンでもiPhoneでも同じ内容が見られる

東京ミッドタウンの老舗料亭「玄治店 濱田家」分店は2008年秋、セールスフォース・ドットコムクラウド提供CRMを導入。独自開発なら数千万円以上するシステムだが、使用料は月1万円未満。「おかみやスタッフの記憶に頼っていた情報を共有化し、顧客満足をさらに高める」

◆情報サイト運営のオールアバウトは08年7月から、米グーグルが提供する「グーグルアップス」を導入した。企業向けに、ネット経由でメールやスケジュール管理などの機能を提供するサービス。出先からでも使える。年間の管理コストは約120万円。以前使っていたソフトは年約1200万円で、コストは10分の1になった。



「『必要』は全部携帯」

ソフトバンク孫正義社長は「インターネットの利用は今後パソコンではなく、(iPhoneのようなスマートフォンを使った)モバイル(移動利用)が中心となる」



「観光立国わが街こそ『顔』」

◆「富士山や周辺の自然は外国人にも魅力的。受け入れ体制さえ整えば旅行客を引き寄せる力は十分。」寂れかけた地域で事業に乗り出した理由を薛氏は、こう語る。中国人の好きなバイキングの食事、きれい好きな台湾の人に配慮した清潔な客室、大風呂を恥ずかしがるタイ人向けには個室シャワー…。文化や習慣に合わせたサービスを徹底しつつ、プリンスホテルで培った人脈で各国の旅行会社と提携し、誘客増を図っている

◆08年の訪日外国人数は約835万人で過去最高を更新した。09年7月には中国人の個人向けビザが解禁され、さらに政府が発給要件緩和を検討するなど、将来へ向けた好材料は少なくない。年に約8千万人を集めるフランスがトップを走る世界の中で、日本は28位と寂しいが、逆に成長や工夫の余地も大きい