置いておく
最近の広告の手法の一つに、
「話題のタネを、置いておく」
という手法があります。
通常のマス広告で行うような、「伝える」ではなく、そっと、人の行き交う道の炉端に、「置いておく」。
それを「面白い」或いは「役に立つ」と思ってくれる人が見つけてくれれば、その人が、周りの人に伝えてくれる。
この手法のポイントは、「まだ周りが見つけていない自分が見つけたモノ(で役に立つ/面白いモノ)は、人に伝えたくなる」というインサイト。
なので、いかに、「見つけづらい感じなんだけど、たまたま自分だけ見つけられた」という印象を設計するか、が大事。
「『伝える』コミュニケーション」ではなく、「『伝わる』コミュニケーション」。
プッシュ型のコミュニケーションではなく、プル型のコミュニケーション。
こういうコミュニケーションは、実は、最近の手法ではなく、実は個人レベルでは昔からあったんだろうなぁ。
と、久々に2chを見ながら思いました。